「春分の日」は、「秋分の日」と同じように太陽と先祖を敬う日でもあります。「寒さ暑さも彼岸まで」と言いますが、彼岸とはどんな日なのでしょうか?
1948年施行の国民の祝日。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としています。
春分の日の前後1週間を、「彼岸」と言います。彼岸とは、仏教で考えられている「煩悩(心身を悩ます一切の欲望・迷いのもと)」 の“此岸(しがん)”を離れ、修行を積むことで、「涅槃(ねはん)心の安らぎ・さとり」の世界の彼岸に到達する日と考えられています。
昼と夜の時間がほぼ同じです。
ヨーロッパ各国では、春分の日をもって春の開始としています。
キリスト教徒では、「復活祭」として玉子を中心とした乳製品やバターなどの動物性食品を使った料理が食卓に並ぶ頃です。
春分の日は、秋分の日同様に、農作業上の大切な日と考えられてきました。
昔の人々は、太陽を特別な力をもつものと感じていたので、春分の日には、農作物を豊かに実らせてくれる太陽を礼拝してきました。その際、豊作と繁栄を見守るために先祖の霊を祀り、農作業の無事と豊作を願い、収穫に感謝してきました。